rickdom

東京とチェンマイを行ったり来たり

ベルハー初見の人の感想 その2

Shallow Grave Vol.3を見たミュージシャンの泉水マサチェリー君の感想です

ベルハー見た。こくまろさんにお誘い受けて。

客席は熱狂の渦。普段、斜に構えてるはずのこくまろさんも号泣してた。

まだ、あんまり消化できてないんですけど、何か感情を解き放つためのシステムみたいだった。

もう、歌はド下手だし、死んじゃうんじゃないかってくらい
一生懸命踊るメンバー見てると不思議と感動しました。

ちなみに言っておくと、僕は、超アイドルとかに距離あるタイプです。
思春期にモテなかった反動で、オタクっぽいものを好きになることにアレルギーがあるんです。
でも感動しました。

見てる間、ずーっと考えていたのは、ボカロとかオートチューンのこと。

「あぁやっぱり俺はむき出しの歌が好きだったんだよな。」って帰り道に思いました。

上手な歌が聞きたきゃ、徳永英明でも聞いてりゃいいいし。まぁいっぱいいますよね。

結局その瞬間のマックスを叩き出してる人が見たいんだろうなって思います。
それは、もしかしたら音楽だけじゃないかもしれませんけど。

こくまろさんは苦手って言ってたけど、ブルーハーツフィッシュマンズ電気グルーブも、自分が影響受けたアーティストは、歌が上手いわけではない。

でも、その瞬間の全力を出すことにとっても長けた人たちじゃないかと思っています。

上手くて好きな人ももちろんたくさんいますけど。

まじ、歌なんて、なんでもいいんだよ!ウタモノとか言ってどうでもいい!
って気持ちはいつもあります。

今後、ベルハーにハマるとか、現場に足繁く通うってことはないとは思いますけど、そういう気持ちを忘れかけたらぜひ見に行きたいなって思っています!

終演後飲みながら語り倒しました
「感情を解き放つためのシステム」ってのはいいフレーズだと思います。さすがラッパー
ハマりはしなくても刺激になってくれたらうれしいです

感想シリーズまだ続きます



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www.brgh.tokyo
12月22日のワンマン、ぜひ来てください!!

ベルハー初見の人の感想 その1

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12月22日ワンマンの詳細も無事決まったBELLRING少女ハート
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とにかく一人でも多くの人に見てほしくて友達をライブに誘いまくってるんだけど、今回は許可を得て見てくれた人の感想を公開します

まずは有料メルマガ評論家 渡辺文重君の感想

10月28日(金)に目黒鹿鳴館で行われた「STOCKHOLM」で初参加しました。
仕事の都合で入場したのは20時10分。「開演が遅れていれば……」と思ったのですが、そんなことはなく、すでに会場は盛り上がっていました。2曲目ぐらいですかね。
いつも参加するライブだと、3曲目ぐらいでMCが入るのですが、そういうのは一切なし。ひたすら彼女たちは歌い続け、前方の観客もそれを当然のことと受け止め、さまざまなモッシュを繰り広げていました。
やっとMCになった時、時計を確認したら20時50分。一応パフォーマンス終了ということなのか、彼女たちはステージを下がりますが、「アンコール!」の声も出ないうちにパフォーマンスを再開。「プロミスか!」と心の中でツッコミを入れましたが、そこから40分間ノンストップ。めちゃくちゃ疲れましたが、とても楽しかったです。
アイドルのイベントなので、ライブが終わって後はチェキ会です。物販の人に「何か買うんですか?」と聞いたら、「今回は直接現金を渡してください」と言われたので、汗をぬぐってから甘楽の最後尾に。
特に理由はないです。甘楽は、お金を渡すタイミングとかで、私が初参加と察してくれた様子。あまり目が良くないことに加え、照明も暗めなため、後方からだと顔とかは確認できなかったのですが、間近で見ると、かわいいですね。また行こうと思いました。

彼は声優ヲタで声優系のライブにはたくさん行ってる人なんだけど、地下アイドルは体験がなかったみたいで、まずまず楽しんでくれたようでうれしいです

つぎにほぼ音楽ライブというもの自体行ったことがないというけしごむ君の感想

こくまろさんがあまりに必死にすすめるので、ベルハーを観に行った。

結論から言えば、そんなに必死にすすめる程とんでもなく良いとも思わなかったが、音程外した歌はクセになった。
結果、その後ライブをもう一回とメンバーが外でやっているユニットのライブを観に行って、ライブアルバムを二枚買った。

多分、この文章は「時間があったら観に行ってもいいかな、でも時間ない」という人が行くように仕向けるために使われるだろうから、そういう目的で書いてみようと思う。

そもそも、僕はライブ反対派だ。アルバムを家で聞いた方が作品として完成されているからだ。ライブって、大きい音でみんなで大騒ぎするから楽しいだけであって、聞いてるもの自体は劣化してるじゃん。と。で、ベルハーはアルバムバージョンの上手い歌よりも、ライブ行って聞いた方がよかった。そこのところを言い訳してみたい。

ベルハーの前知識としては「歌が下手」というのがあって、観るモチベーションとしてはどんなに下手なのか観て笑ってみようという感じだった。実際行ってみると初っ端から音程外してておおー外しとる外しとる。が、その日はワンマンで80分くらいあったので、段々慣れてくる。3D映画を観に行ってそのうち慣れて気付かなくなるのと似ている。慣れてしまうんだけども、3D映画って慣れてしまってもエンドクレジットになると急に平面になって違和感が出る。そんな感じでライブ行った後にスタジオ版を聞くと音程がしっかりしすぎてて、あれ?これじゃないよね。物足りないとなった。で、結局仕組みとして理解したんだけども、「歌が下手」っていうのはシズル感としての演出なんだと。

私事だが、最近一年くらいダンスを習ってた。一年かけて一曲通して踊れるようになったんだけど、ダンスって振り付けを覚えるのも大変だけどポジションというのが更に大変で、他のメンバーとぶつからないように一曲の中で移動しながら踊らなきゃならない。振り付けが決まっているダンスを踊ったことのある人ならわかると思う。

で、ベルハーに戻ると、このグループは持ち曲が結構多い。80分歌い続けてもやってない曲がまだまだある。更に、メンバーが休んだり一部メンバーだけで出演するイベントなんかもあって、歌うパートとポジションが結構変わる。歌以外の要素がかなり詰め込まれていてかなり大変なことになっている。ちなみに、ベルハーのダンスはとても上手いとまでは言わないが、かなり勢いがある。つまり「歌が下手」という状態の理由として、そんだけ大変ならしょうがないよね。という納得ができるようになっている。観る前に下手なの笑ってやろうって思ってたのは、アイドル=未熟=下手。という状態をめでればいいんだなと理解していたからなんだけども、実際観てみると、肉体的・頭脳的にそんだけ必死ならそりゃ下手にもなるよね。ということだった。当然、歌も上手くするという選択肢があるわけなので、下手になるに任せるっていうのは意識的な選択の結果だし、それは演出として成功していると思う。

つまり、ライブ行った方がいいっていう理由としては、そこ行って直に観ないと「大変そう」という状態を理解できないからなんです。

ちなみに、他のアイドルは観たことないので、かなり偏った情報で書いてます。他でも同じことなのかもしれない。AKBすら観たことない。家にテレビが無いもんで。

あと、実際行ってみたら思ったよりもこうだった、という瑣末な出来事をいくつか。

アイドル
女の子が歌って踊る様子を観て熱狂するなんてキモい。と思ってたけど、そもそもライブパフォーマンスというものに疑問を持っていて、ロック系のライブに行くたびに(今まで数回しか行ったことないけど)、みんなそんなに汗かいて飛んで叫んで、俺、全然理解できない。と思っていたので、それとそんなに変わらないなあと思った。あと、ベルハーは20代前後のメンバーなので、そこそこ大人なので、そういう意味でも心理的に楽だった。

ヲタ芸
アイドル現場ってヲタ芸とかみんなやっててついてけんだろうな。と思ってたけど、前述の通り他のロックの現場でも決まったフリとかあるし全く変わらん。あと、ベルハーの現場は激しいというのをベルハーヲタの人たちは標榜するけども、ま、他にもあるでしょ。盛り上がっている人たちはステージから離れるにしたがってフェードアウトして、後ろの方ではぼーっと観ている人もいるし。

ヲタ
キモいやつらがいっぱいいるんでしょ。いた。でもバンギャルとかいる現場と多分変わらんでしょ。そうじゃないジャンルでも訳知り顔で会話してる古参のファンなんていくらでもいる。

チェキ
別にやらなければよろしい。

ジャンル
曲のジャンルはかなり幅広いので、おそらく飽きることは無いと思う。

と、まあ最初にベルハーを観て感じたのはこんな感じなんだが。今の状況として言い添えておくと。

カイちゃん、マジ天才。

ひねくれまくったこと書いてるけど、最終的にカイちゃんに落ちていたのでシメシメという感じです


最後に挿話蒐集家/文筆家、平山亜佐子さんの感想
ライブはまだ3回だけど、誘ったオレも引くくらいハマってて、クソ熱量高いテキストをご寄稿いただいた
じゃ、9000字あるけどいくよ

「朽ち果てるまでは旅路」なんだよ! という話。

ベルハーについて書いてといわれたけど、むりだし意味わかんない。
あの体験、あの子たちについて言葉で表すとか絶対むり。
だからといっていろんな人に向けて「見ればわかる」とか「CD聴いて」とか言う気もない。
見ない人、聴かない人、そもそも知らない人は大損してるってだけ。
損したい人はすればいいんじゃん、そういうのかまってる余裕ない。

……って思ったけど、一応自分も「見ればわかる」と「CD聴いて」から入ったからその経緯と、ベルハー知らない人に向けてわかる範囲で紹介を書いてみようかなっと。

まず、経緯。
最初にこくまろに勧められたのはいつか記憶にないけど、一年くらい前なのかな。
「ベルリン少女ハートがいいんだよねえ」みたいな感じで何度か名前が出てきたから、念のためYouTubeでググってみたりはした、まあ、わたしも鬼じゃないし。
でも、たぶん、出てきた動画がたまたまよくなかったんだよね。
よくなかったって敢えていうけど、なんかすごい初期のいろいろ定まってない頃のやつとか、ファンが撮ったブレブレの映像で歌もよく聴こえないようなやつで「あーなんか、うん、よくわからん、いいや」で終わった。
それが多分数回あったと思う。
というか、これは今でも思うけど、ベルハーのYouTubeの動画ってけっこうハードル高い。
あの世界観にはまれてない人から見ると、あまりに盛り上がりすぎてて逆に距離を感じる。
今では全肯定なんですけどね。
でまあ、つかずはなれずだったんだけど、4月半ば頃かな、今年はこくまろの家を片づけるというミッションを負ってて、折りを見て行ってはモノをガンガン捨ててるんだけど(もちろん本人立ち会いのもと)、休憩してるときにふと、ベルハーのライブDVDが流れ始めたんだよね。
なんだろう、ほんとさり気なく、なんとなく流れ始めて、そういうの結構こくまろうまいんだけどBGMの感じで見るともなく見てた。
そしたら、だんだん「なにこれ」ってなってきた。
「なにこれ、なにこれ、なんかすごくない? すごいこと起こってない? え? え? 事件でしょ、これ。事件だわ、今事件を目撃してるわ」ってなってきた。
DVDは『鐘鳴少女心~BELLRING少女ハート・台湾単独公演~』だったから、台湾公演の「lowtide」とか「rainy dance」とか「サーカス&恋愛相談」とかの辺りだったかもしれない(また、こくまろが飛ばし飛ばしでキャッチーなのを流すんだよ)。
そんで、駄目押しがDisc-Bの「Live at AOMORI ROCK FESTIVAL ’15 ~夏の魔物~」ライブだった。
伝説の「asthma」で白煙筒焚いたやつね、YouTubeで検索窓に「ベルハー」って入れると「ベルハー asthma」「ベルハー 夏の魔物」って出るくらい有名になった公演。


2015夏の魔物 BELLRING少女ハート「asthma」歌詞付き
(念のため入れておくけど観なくていいよ。)

で、まあ、ズガガガガーーーーーン!!! って雷に撃たれたんだけど、とりあえずまんまとはまったって知られるのも照れくさいから、たぶんそのときははっきり言わなかった、と思う。
で、帰ってYouTubeに張り付いたよね。
ひたすら検索しまくり。見まくり。
あと、藤城アンナちゃんにベタ惚れしたけどすでに卒業してたってこともわかってきた(ってかそもそも『鐘鳴少女心』が卒業公演DVDでもあった)。
そんでCDが入手困難と聞いていたので恥を忍んで「音源聴かせて?」ってこくまろに言ってみた。
忸怩! こくまろに頼むとか! ないわ! 一生に一度か!
でも仕方ない。聴きたいし。
1st album「BedHead」、一曲目の「World World World」の冒頭、♪でもね~週末に~出した手がぁみ~追いかけたよ~ってとこでなんじゃこりゃあ! となった。
音はずれてる、発音が舌足らず、でなんか無理かもって。
でも、このはずれた音に異様に中毒性があって(リードヴォーカルがTIRAって台湾の子で舌足らずはわざとじゃないこともわかり)、気づくと「♪でもね~」が脳内再生されてることに気がついた。
そこからはライク・ア・ローリングストーン
もうどの曲もどの曲も脳内再生余裕。
正直、全曲好きってわけじゃない。
でも、そんなに好きじゃない曲でもふとフレーズが浮かんじゃうんだよね、なんだろうね、メロディーの魔術師かな。
歌詞もおかしいしね、「そこのけそこのけ/アヒルったらペロクワガーガー」だよ。
「昨今だもんチューニングじゃんじゃん食らう韻がない/拾う因果も皆無だからいいじゃん!」だよ。
よくねーよ、意味わからんし。

で、ここからライブの話になだれ込みたいんだけど、ちょっとその前に。
この調子で愛を語っていきたいのはやまやまだけど、ベルハーに出会う前のわたしの認識っていうか、偏見っていうのを恥を忍んで書いておきたいと思う。
ベルハーファンじゃない人が読む可能性もあるし(っていうかそういう人に読んで欲しい)、たぶんこの段階の人の方が多いと思うから。




これまでのわたくしの偏見

世間で「地下アイドル」なるものが活動しているのはぼんやり知っていた。
それはわたしのなかで、しばしば「オタ芸」や、ツインテールの美人ではないけど自意識だけはたんまりあるようなオタサーの姫的なアイドルとセットでイメージされた。
「元気をもらった」とか「頑張ってる女の子を応援したい」とか、一見綺麗ごとだけどどう見ても逃避やん、自分の人生を頑張れやと言いたくなるようなファンの建前もしゃらくさかった。
女の子があんまりかわいくない。
衣装とかメイクのセンスが合わない。
曲も予定調和。
オタクが気持ち悪い。
あと、ちょいちょい入る変なMCが本当にむり。
どこにも惹かれる要素がなくて、お近づきになりたくない世界だった。
でもこれ、ぜーーーーーんぶ一昔も二昔も前の秋葉系の地下アイドルのイメージなんだよね。
はっきりいって、古い。
そのことは、でもうっすらわかってはいた。
だって、地下アイドルのグループ名っていまや「せのしすたぁ」とか「sora tob sakana」とか「校庭カメラガールツヴァイ」とかですよ?
「水曜日のカンパネラ」や「キュウソネコカミ」と何が違うんだよって感じだ。
だけど、そうは言っても、やっぱりシャレオツなのは一部だし、なにより興味ないものをわざわざ勉強しようとは思わない。
なので、いくらお勧めされても「しょせん地下アイドルでしょ~?」と思ってた。
思ってました、そこは。
「ゆうても歌も下手だし、ダンスもバラバラだし、そういう芸のなさを笑顔とぶりぶりした振舞いでごまかしてるんでしょ~?」
はい、そうも思ってました。
わーーすいません! 懺悔します!
でも、ベルハー以外の地下アイドルには今でもちょっと思ってるかも。
わーーーーーーすいませんすいません!!


で、ライブね、行ったんですよ、ベルハーライブ。
わたし実はバンド組んでまして、なんだかんだ13年くらいやってるんだけど、人のライブって数えるほどしか行ったことない。
子供のころ中耳炎で鼓膜を破ったことがあるからか大きい音に弱いのと、まあ普通に腰が重いんですけども、だからベルハーのライブも実は2回、いや2.5回しか行ったことなくてまったく大きい顔できません(ていねい語)。
最初に行ったのは7月2日、朝10時から新宿「club SCIENCE」にてライブ(といってもベルハーはトリで出番は12時半頃)、その後16時半から新宿のタワレコでベストアルバム予約をして整理番号付入場券をもらい、18時からインストアライブという、しょっぱなから一日で二度見る体験してしまった(全2.5回の0.5回はインストアライブのこと)。
ちなみに午前中のライブで人生初チェキを体験、タワレコでは全握(メンバー全員と握手)&全チェキ(全員と一枚のチェキにおさまる)体験というてんこもりの一日。
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その日は情報量が多すぎてあんまり自分の中で整理できなかった。
音源とライブとチェキってのはそれぞれまったく別の体験で、今まで封印してたいろんなところのチャクラが勝手にバンバン開くので、把握が追いつかない。
自分がどんな立場で来てるのか、自分は何者なのかってことを問われるんだよね。
いや、誰も問うちゃいなんだが、自分が問うてる。
これを見て、これを聴いて、お前はどうするって言われてる。
で、どうしようどうしよう、乗るしかないこのビッグウェーブに!(暴発)ってなるのがすごく楽しい。
で、まあライブは体験したけど、しばらくは自宅で音源を楽しむマンに逆戻りしていた。
その間、こくまろはアホみたいに(とあえて言おう)ライブに通ってて何度も誘われたし行きたいとは思ったけど、新しいバイト始めたりとかいろいろタイミングが合わずそのうちそのうちと思っていたら、10月10日ですよ、運命の。
あーやんソロ活のため脱退、みずほ引退、12月31日で活動一旦休止。
はあ~~~~~~~~?????!!?????
ベルハーには何度も「意味わからん」と思わされてきたけど(良くも悪くも)、最大級の「意味わからん」ですわ。
で、11月1日に行ってきた。
六本木「Super Deluxe」で行われたVMO『Catastrophic Anonymous』リリパで、出演はおやすみホログラム、ベルハー、VMO / Extreme Precautionsという不思議ラインナップ、それなら行きたいという初見の友人3名も加わって総勢5名。
ベルハー、すごかった。
すごいなんてもんじゃなかった。
宗教の現場ってやつですねあれは。
前に見たのは午前中だったのとインストアだったので抑え気味だったんだろうし、11月のは休止前のカウントダウンってのと仕事終わりに駆けつけたヲタちゃんが大勢いたからか、なんかすべてが前回とまったく違った。
おまいつのこくまろに言わせれば、その日のベルハーはイマイチだったらしいけど、こちとら毎回観てないから全然キニシナイ。
初見の友人も虜になって早速チェキに並んでホクホク、帰宅後にハイレゾで全曲DLしてて笑った(きっとその人もレポを書いてくれるはず)。

でねー。
ここからベルハーの紹介。
(知ってる人は今さらなので飛ばしてください)

まず【名前】(そこからか)。
「ベルリン少女ハート」って耳で聞くとドイツのベルリンを思いだすけど、実は鐘が鳴るBELLRINGなんすよね。
といいつつ「ヴァント!」みたいな曲があったりするけど(ドイツ語で西と東が一緒になって、みたいな歌詞です←超訳)。
でも最初に『鐘鳴少女心』のDVDみたとき、藤城アンナちゃんがひとりだけ茶髪おかっぱでしかもハーフだったからベルリンの少女(ワイマール後期のモダンガール的な)感を醸し出してて、ベルハー素敵! キャーッ!てなったのは大きい。
実際にはもうアンナちゃん退団してたけど。
そもそもドイツのベルリンでもなかったけど。
まあでもいいですよ、このド腐れた世界にジャカスカ鐘を鳴らしまくってくれよ、天使たち。

【メンバー】
やっぱり、誰がどういう子かわかんないと肩入れしにくいと思うのでざっくり。

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・柳沢あやの(あーやん)
ベルハーのなかで一番のお姉さん。なのに、泣き虫。だけどアイドル歴が長いだけあって根性が座ってる。ベルハー現場は他では禁止されてるリフトとかモッシュとかの危険行為がわりと見逃されてる(許されてるとは言わない)のも、あーやんの爆発力の影響が多大といわれている。

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・朝倉みずほ(みずほ)
みずほ is ベルハーといわれるほどの圧倒的存在感。お雛さまみたいなルックスに得体のしれないパワーを秘めた女の子。声も唯一無二。アイドルアイドルした雰囲気がないので、みずほを見つけた田中Dの眼力には合掌しかない。

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・カイちゃん
美人で歌がうまい。けど、人見知りで前に出るのが苦手な性格。そんな子が舞台でははじけるからすごい。ご両親の影響で実はサブカルエリートとの噂だが、それも出さない。先日、ムーンライダースとの共演で一緒の写真撮っててとっても嬉しそうだったのが印象的。元「たま」石川浩司、「あヴァんだんど」の宇佐蔵べにと3人でユニット「えんがわ」結成。

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・甘楽(かんら)
とにかく努力家。実は空気読み。繊細な子だけど、たぶんそういうの言われたくなくて、豪快さんに見られたいタイプ。素人時代にコスプレ写真集を自費出版していたことは黒歴史認定ぽい(かわいいのに)。9月15日から3日間、原宿デザインフェスタギャラリーにて初個展「MY GIRLY」開催。

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・仮眠玲菜(れーれ)
腰までのサラサラヘアーが印象的な正統派美少女。鹿児島出身で地元でアイドル活動を経てベルハー加入。退路を断っての上京で根性は人一倍。チェキなどの対応が神すぎるので新規はれーれをお勧め(はい、新規なのでれーれ行ってます)。

【衣装】
ベルハーの衣装は神だよね。
セーラー服に体育館履き、黒い羽、黒髪のおかっぱかロング(腰まである子もいるよ)。
これ、意外と男性より女性の方がツボかもしれない。
一見、ロリ系・ゴス系に見えて、まあそういうの好きな人はいいけどわたしは苦手なので「大丈夫かな」って思ったけど、大丈夫だった。
あの衣装とスタイルは、わたしのなかでは「女性性」そのもの。
少女とか、天使(悪魔)とか、カラスとか、まあ直接的にはそう見えるんだけど、んーこの辺は自分が女だからってのもあるんだろうけど、彼女たちを見ていてあのくらいの年齢だった自分を思いだすし、その頃の不安だったり無敵だったりする心の揺れをまんま表してる衣装だと思う。
ミニスカートと体育館履きも、エロさより動きやすさ重視って感じ。
エロすぎず、ロリすぎず、作り込みすぎず、微妙なバランスを保った何ものにも換えがたい衣装なので、永遠に変えないで欲しい。
変えたらそれはもうベルハーじゃない。とすら思う。
変えるなら、あれを超えて欲しい。

【歌】
歌は下手ですよ、ベルハーは。
ってかねー下手かどうかとかほんっとどうでもいいんだけど、人に聴かせると例外なく全員が「歌が下手でびっくりした」っていうからこっちもびっくりして、あ、そういや下手だったかもって思うだけだけど。
で、それなんでかっていうと、ほぼ地声(表声)で歌わされてるんですよ。
地声で高い音を出すのは本当にきつい。
普通に音程外す。
だけどこのギリギリの感じ、音のゆらぎみたいなものが疾走感や焦燥感や刹那的な雰囲気をビンビンに醸し出してるんですね。
だから、外れた音なんてむしろプラスでしかない。
っていうか、みんなバキバキにお直しした音に慣れすぎてるんだよ、歌が歌えることになってる歌手だってドーピングしまくってるからな。
そんな、アプリで盛りまくったような美人見て嬉しいか?
ちょっとくらいニキビがあっても生写真の方が断然価値があるだろ?
むしろニキビはプラスでしかないだろ?
この子たちだってカラオケとか歌わせたら普通に上手いからな? なめんなよ?
(まちょっと下手な子もいるけど、いいってことよ)
ただ、気になってるのはあんまり無理な発声させてると声帯にポリープできるので、万一できたら田中Dの自腹で手術を受けさせてあげてください。

ダンス】
やばい。
あのーなんだろ、これもね、いわゆる上手いとかじゃない。
パフュームみたいに切れが良くて一糸乱れないとか、ハロプロみたいにフォーメーションすご! とかそういうとこでは勝負してない。
とにかく全身全霊、全力投球。
鬼気迫る勢い。
振り付けもすごい。
有名どころでは「サーカス&恋愛相談」のサビのブルブル。
濡れた犬が水気を飛ばすために身体を震わせる、あれ。
顔見えない、歌えない、で常識的にはアイドルの振り付けじゃないんだけど、天才としか言えない。

(サビは1:25~と2:55~)
ほかにも「G.I.G.A.B.I.T.E.」の大縄飛びとか、あとは細かくて伝わりづらいので割愛するけどぶっとんだ振り付けもベルハーの見どころ。

【楽曲】
ベルハー楽曲は「60年代レトロサウンド」とか「サイケデリック」とか「グランジ」「エレクトロニカ」などなど言われるけど、ジャンルとかよく知らん、ごめん、その辺りはこくまろが詳しいから譲るけど「c.a.n.d.y.」がBlurの「song2」そっくりってことからわかる通り、田中DはUKロック好きらしい。
わたしは好きな音楽が偏りまくり(ブラジル、フランス、ハンガリーとか)で体系的に聴いてないので、あとロックの知識が壊滅的にないのでそういうのスパっと言えないけど、とにかく楽曲が面白すぎて、良すぎて、それでもう「地下アイドル」とか歌下手とかどうでもよくなっちゃったところがある。
ライブ行かなくてもかなり満足できてるのは曲がいいから(歌詞も好き)。
コラージュ的な手法が好みってのも大きい。
わたしはピチカートファイブ世代なので、田中紘治は小西康陽後継者だと勝手に思ってる。
あと一時期めちゃはまったバンドにCKBことクレイジーケンバンドがいて、コラージュ的手法って意味ではかぶるので、ぜひ一度ベルハーとコラボってほしい。
というか、田中Dはメンバーのやる気がどうとか言ってないで、そういうのはアラサー女マネージャーでも雇って任せて曲とかアルバム作りに専念してほしい。
そんでバンバンいろんな人に楽曲提供してお金稼いでベルハーにつぎ込む方針でひとつ。

【ライブ】
ライブに関しては、正直まだ言語化できる自信がない。
前に書いた通りたった2.5回しか行ってないし、そのうちの1.5回はイレギュラーなライブだったから。
でも、なんで音外れまくり、ダンスばらばらでこんなにもみんな見に行くのかっていうと、そこじゃないからなんだよね。
基本的にベルハーは技術じゃない。
でも技術じゃないところで面白いって本物だと思う、普通は見てられないもの。
全力で踊る、全力で歌う。
MCほとんどなくて、ぶっ通しで90分とかある。
体力、気力が尋常じゃない。
そういう極限状態の女の子たち見てる間、頭に浮かぶ言葉は「かわいい」しかない。
こう書くと少女だからかわいいのかと思われがちなんだけどそうじゃなくて、生き物としてかわいい。
なんなら、動物としてかわいい。
存在がかわいい。
汗を飛び散らして、太ももを振り上げて、髪の毛ぐるぐる回しながらド迫力で舞い踊るんですよ。
そんで ♪燃え上がる恋など知らない~ とか歌うんですよ。
最高かよ。
イエス、最高です(言語化に失敗)。

【ファン】
いわゆるヲタク、ヲタちゃんたちですが、わたしはこくまろと行くからか不愉快な思いをしたことは一度もないです。
おまいつさんたちも新規にフレンドリーで、チェキ列なんかも全然殺気立ってない。
物販行く間ここ見ててとかお互いに譲り合ったりしてすごくいい雰囲気です。
ライブ中も、モッシュやリフトは最初はびっくりしたけど、真ん中辺にいなければ巻き込まれずに平和に見られます。
地下アイドルのファンというとなんとなく怖かったけど、そんなイメージは覆されました。

【チェキ】
チェキというシステムはすごいですね、考えた人はすごいと思う。
まずアイドルと触れ合える、喋れる、あまつさえ一緒に写真に写れる。
この奇跡を表すには、もうスピードワゴンの小沢の名言を引くしかない。

地球上に今さ、人口って何人いるか知ってる?
63億人いるの。
63億人に一人一秒しか会わなくても180年かかるの。
それを俺たちどう?
出会って5分以上経ってる。
奇跡! 乾杯!

ほんこれ。
ただ、チェキって一緒に写れることに舞い上がってだいたい変顔になるから、こんなことならアイドルワンショットの方がいいわーってなるけど、やっぱりまた撮るときは嬉々として写ってしまうんだよな。
悪夢! 乾杯!

……とまあ、勢いにまかせて好きに書きましたが、ド新規なのにちょいちょいウエメセでなんかほんといろいろすみません。
まあ、地下アイドルを初めて好きになった人の戯言と流していただければ幸い。
ただ、ベルハーを愛する気持ちに偽りはないっ!
これだけは言えるのであります。

12月31日をもって一旦休止になるベルリン少女ハートさんではありますが、オーディションも進行中ですし、新メンバーも加入して必ずやパワーアップして不死鳥のように舞い戻ってくれることを期待して、座して待ちます。
あ、座してるだけじゃなくてライブは行きたい。
だってだって、

情熱を失うことは 此レ即チ消滅デス 
             『BEYOND』

だからね。
消滅はしませんよ、まだまだ。

このシリーズ続きます

tagkaz.hatenablog.com
よろしければこちらも

年内ベルハーライブ予定(随時更新) - Google スプレッドシート
年内のライブはこちら

最近のライブ

ベルハー、みずほあやの卒業活動停止の発表から1ヶ月がたった
それ以降いまのところ全通だ
まあいつかは途切れると思うけど大晦日まで可能な限り走り続けるつもり
毎回ライブは楽しいんだけど、ふとした瞬間に「この姿が見れるのもあと○○日」と考えちゃって泣けてくる
もちろん3人を中心にした新生ベルハーにも期待してるけど、今はこの5人を最後まで見届けたい


10月30日のギュウ農フェス、1回目のライブのラストと2回めのライブの1曲め、両方asthmaっていうのは熱かったな

11月3日、日芸祭で見たえんがわよかった
かいちゃんの声の魅力

11/5、6の大阪遠征すごく楽しかった

11/9 二丁はろワンマン楽しかった。コラボ衣装かわいかった


なんかメモっておこうと思うんだけど、、

11/11、ベルハーにはまってちょうど1年

2016年秋アニメ1話感想

◎ぜひ完走したい
○できれば完走したい
△3話あたりで判断
×1話切り


タイムボカン24  ☓
タツノコのリメイク作品は「夜のヤッターマン」、「ガッチャマンクラウズ」みたいに今風大人向け、つまり当時見ていた人向けにアップデートすることが多いんだけど、これはもう完全に原作通り現役小学生に向けてきた。なんかレベルファイブ臭いなあと思ったらガッチリ組んでいるのね。当時のギミックやネタを折り込みつつTwitterなど今風のトピックやタカラトミーと組んだおもちゃも絡めて作り上げる感じは正しいと思った。もしかしたらうまくいくんじゃないかな。まあ、リアルタイム世代としては滝口順平山本正之の不在が残念すぎるけど、もともとオレらは対象じゃないからしょうがない


ブブキ・ブランキ 星の巨人 ○
サンジゲン製作のフルCGロボアニメ2期。1期は1話切りしちゃったけど導入がうまいこともあり最低限の設定はフォローできた。舞台がわりと親しみのある台北なのもいい。
EDの「玲瓏たる純潔は『紅炎』の傀儡を疾らせ、暁天に燦めく証を刻む。」て、なんだこのクソ長いタイトル残響の「té」かよ、と思ったらそうだった

■WWW.WORKING!! ○
お、また毎週山田を愛でられるのか!と思ったらワグノリアだけどキャラが全員違うらしい。どうやらウェブコミック版のようだ。これはこれでおもしろそう


■ViVid Strike!  △
リリカルなのはスピンオフの少女格闘もの?
うーんまあこういうのが好きなオールドスクールおたくがいるのはわかる


うたの☆プリンスさまっ♪ マジLOVEレジェンドスター ☓
うーん、キッチュなおもしろさはあるんだけど見るのはつらいわ。Aパート切り

■終末のイゼッタ ○
WWⅡのIFものかなと思ったら魔女っ娘出てきた。まだ世界観がいまいちわかんないけどおもしろそう。早見沙織の皇女演技すばらしい

タイガーマスクW △
新日オカダ・カズチカの登場など現代の要素もあるにはあるが、とにかくアナクロ昭和梶原一騎テイストを踏襲していて実に頼もしい。かといって見たいか?と言われればうーん、とうなってしまうのではあるが

仮面ライダーエグゼイド △
ゲームがモチーフ。でもなんか全体的にノスタルジックなんだよなあ、20年前の小学生が喜ぶような感じ。でもマーケティング的にはそれでいいのか。後半にはライダー同士のバトルも示唆されてたので殺伐展開期待してしばらく継続しよう


■マジきゅんっ!ルネッサンス ☓
アヴァンがうたプリとまったく同じで挫けそうになったが、我慢してみたらまあ少しはおもしろかった。でも売れるからと言ってこの手のアニメさすがに作りすぎだろ、、

魔法少女育成計画 △
とりあえずベーシックな魔法少女ものかともおもったけどやっぱりバトルロワイヤルだった。あやねるの僕っ娘はよさげだな

■アイドルメモリーズ ☓
中国に輸出するのが前提のコンテンツなのかな? Bパートは声優バラエティーの量産型アイドルもの
男も女もアイドルアニメばっかりでちょっと食傷気味

TRICKSTER -江戸川乱歩「少年探偵団」より- △
キャラデザPEACH-PIT、OPと怪人二十面相の声がGACKTさんとなかなかに濃い。舞台は近未来で原作はあまり反映してなさそう。小林少年が異能力者なのかな?1話だけじゃまあよくわからんな。木戸衣吹ヒロインはかわいい

灼熱の卓球娘 △
新人声優中心のスポ根もの。まあ普通かな。田中秀和のOPはすばらしかった

機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ(第2期)  ◎
待望の二期、ドラマは進行しつつ前期終了時点の状況を復習させてくれる脚本さすがだな。新キャラもたくさん出て今回も鉄板で楽しませてくれそう。OPはSPYAIRかよ!

■侍霊演武:将星乱 △
中国資本の三国志+カードバトルもの1。影のある作画がちょっと独特で気になる。15分ものだし次も見てみよう

SHOW BY ROCK!!# △
サンリオのキャラクターもの。楽しいんだけどちょっと子供っぽすぎるかな、、

信長の忍び ◎
戦国ギャグ4コマ。絵は動かないけどかわいいしテンポ早いし5分だし楽しいな。水瀬いのりは売れっ子だな。OPがいにしえのギャルゲソングぽくてよかった。あってないけど。

■装神少女まとい ○
本格現代戦争ものかと思ったら退魔魔法少女だった。キャラデザがかなり古臭い感じだけど導入はよかった。鬱展開になるといいなあ、、ならないっぽいけど。EDがスフィアだった。懐かしい

ステラのまほう △
まんがタイムきららの量産型日常部活もの。同人ゲームを作りますかそうですか

夏目友人帳 伍 ○
安定感はんぱない。今後もこのペースでいいので原作がたまるごとにやってほしい

美少女遊戯ユニット クレーンゲール ギャラクシー △
オンラインクレーンゲームとの謎タイアップまさかの2期。ライバルグループ登場!

■ナゾトキネ -NAZOTOKINE- △
謎解き脱出アニメだそうだけどなんだかよくわかんねえけども~

てーきゅう(第8期)  ○
お、今季はキャリさんが歌うのか!一瞬で終わるので消化が楽

奇異太郎少年の妖怪絵日記 △
携帯漫画が原作らしい。すずたんペロペロ

魔法少女なんてもういいですから。セカンドシーズン ○
ちょいエロ魔法少女5分アニメ。まあ息抜きにはいいか

■あにトレ!XX~ひとつ屋根の下で~ ○
ドエロ主観トレーニング5分アニメ。VRで出すべき

ナンバカ ☓
刑務所を舞台にした脱獄ギャグアニメ。中学生女子向けだなあ、、、


響け!ユーフォニアム2 ◎
久々の京アニ。堂々の1時間スペシャル。とにかく別格としかいいようのない極まった映像表現。ラストの花火もそうだが、映画レンズを意識したカメラの動き(ブレ)とかすごすぎる。話しもわりと重苦しそうで好み。久美子ってもうちょっとあっけらかんとしてなかったっけ?

文豪ストレイドッグス(第2クール) ○
前クールは1話でやめちゃったんだけど、太宰治とか坂口安吾とかいう名前さえ意識しなければ、いい感じのノワール風異能者バトルものでおもしろいんじゃないかと。余裕があれば続けたい

■ブレイブウィッチーズ ○
ストパンのスピンアウトなんだ、しらなかった。主役の娘(CV加隈亜衣)が落ちこぼれの扶桑っ娘ということであまりにも宮藤芳佳さんとかぶるけどまあ意図的なもんなんだろうな。作画もいいし期待、、、、
と思ったら制作スケジュールの遅れにより4話は1週延期だそうだ、、レガリアみたいにならなきゃいいけど

■ユーリ!!! on ICE ◎
正直久保ミツロウにはアレルギーがあったんだけど、これはめっちゃおもろいやんか!フィギュアスケートにも興味あるしこれは完走したい

■フリップフラッパーズ △
絵柄も古いし設定もよくわかんないけどなんか気になる。もしかするとおもしろいかも
OPはZAQさん。おばあちゃんの声がWYXOSSと同じすぎて、、

競女!!!!!!!! △
女だらけの尻相撲!! サンデーっぽくないなあ

ALL OUT!!、 ○
ラグビースポ根。まちがいなくおもしろいんだろうなあ。たまにはこういうのも見てみようかしら



私がモテてどうすんだ ○
キモ腐女子が痩せたらモテた!という女目線ファンタジー。すげえおもしろいな。主演小林ゆうのキモ演技がキモすぎて吹く

■ガーリッシュ ナンバー ○
アイドル声優業界の裏側をコミカルにぶっちゃける系。まあ実際はもっとひどそうだけどなw
ヒロインの千本木彩花も同じくらいのポジションなのでメタドラマの視点もあるのか。おもしろいな
チャラ系プロデューサーのダジャレがツボる「えんもたけなわプリンスホテル」、「よっこらセックス」関智一かよ

■ドリフェス ☓
うーん、またテンプレ男性グループアイドルもの。スマホゲータイアップなのね。女キャラがいっさいいないので男キャラに萌えるしかなくて難易度高すぎる。主役の声DAIGOかと思ったら違った。てか声優ほぼ全員新人かよ

■DRIFTERS ○
平野耕太原作。シリーズ構成倉田英之関ヶ原合戦中の島津豊久がタイムスリップ?して異世界へ。そこで出会ったのは織田信長那須与一。DRIFTERS(漂流者)と呼ばれる彼らは異世界で?とつかみは満点。劇画調に時折ギャグタッチが交じるのはちょっとベルセルクっぽくも。

■Lostorage incited WIXOSS ○
世界観は同じだけど完全に別シリーズなんだな。セレクターバトルの設定も違う。さすがに麿里ちゃん脚本ほどのエグさはなさそうだけど、少女を救いのないバトルに追い込む展開は健在。まあ今後に期待だな

■クラシカロイド △
転生したベートーベンやモーツァルトがバトル?独特のセンス・オブ・ワンダーな作画はちょっとおもしろかった。杉田があいかわらず濃すぎ

ろんぐらいだぁす! △
3話でスケジュール崩壊で話題のサイクリングもの。うーん、おもしろくなりそうな要素がほとんどないしもうしょうがないんじゃないか

3月のライオン ○
シャフトだったの知らなかった。ケレンは抑えめの演出だけどすごいなあ。アバンから次回予告までCM入らなくてすげえなあと思ったらNHKだった。てか茅野愛衣花澤香菜久野美咲の3姉妹って最強か!!

Occultic;Nine -オカルティック・ナイン- ○
志倉千代丸新作。ゲームじゃなくてラノベなのね。今回はオカルト。悪魔が出てきたからたぶん超常現象が実際にある世界ぽい。あいかわらずキャラのニートしゃべりはきついがまあ慣れるだろう。あやねる&みゆきちヒロイン最高。

うどんの国の金色毛鞠 △
幼女&ケモナーかよ。ほのぼのだと思うけどおもしろそうだ。行ったことのある高松が舞台なのも楽しい

■はがねオーケストラ △
OPでウォーカーマシーンだ!!!と興奮するも、スマホゲー原作の5分ゆるアニメだった

舟を編む
舟=辞書。辞書編纂がテーマておもしろいにきまっとるやん。タイポぽい表現もおもしろいな。しかしOP岡崎体育かよ、、萎え


亜人(第2クール)

ベルハーの魅力を紹介するよ

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はじめに(飛ばしていいよ)

オレはいまBELLRING少女ハート(ベルハー)という地下アイドルグループにはまっている。いままでもアイドルやバンド、それ以外の趣味にもいろいろハマったことはあったが、今回は掛け値なしに人生最大級のハマりである

で、そのベルハーがいま大激震の渦中にある
10月10日のライブで、唯一のオリジナルメンバーを含む主要メンバー2人(人気的にもツートップ)が年内で卒業、同時に活動一時休止が発表されたのだ
ストーンズにたとえて言うと「ミックとキースの脱退が発表され、残りメンバーで立て直すため活動休止(休止期間は未発表)」という状態なのだ

もともとメンバーの出入りは激しいグループだが、1年前から見はじめたオレにとって現在の5人こそがベルハー、とくにオリジナルメンバーの朝倉みずほはあらゆる意味でベルハーを象徴する存在だ。グループがなくなるわけではないが、そのダメージは限りなく大きい

とは言えメンバーと運営が決めたことをファンが覆せるわけもない。幸いいきなりではなく年内はこの5人で活動を続けるので、最後まで可能な限りライブに参加するつもりだ

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で、ここからが本題なのだが、オレには少しでも多くの人に「一度でいいからオレの大好きなベルハーのライブを、今の5人のライブを見てほしい」という思いがある
今のベルハーのパフォーマンスは技術的にもテンション的にも過去最高の状態(オレ基準)だ。アイドルというくくりをなしにしてもこれほどパワフルかつエモーショナルなライブを行っているグループはなかなかないと断言していいと思う
もちろん人がなにを好きになろうが勝手だし、「大きなお世話だ」と思う人も多いだろう。また、実際見たとしてもまったくなにも感じない人も出てくるだろう
でもオレ自身、友達にすすめてもらって好きになったバンドや映画はたくさんあるし、人がなにかについて熱く語っているのを聞いたり文章を読むのは大好きだ
なにより「でもアイドルでしょ」という理由で敬遠されているとしたら、それは本当に本当にもったいないことだと思う
facebookなんかではもう何度も何度も友達にすすめて「またか」と、そっ閉じされているのだが、でもほんと、今の5人のためにできることを少しでもいいからやりたいし、オレにできることはこれくらいしかないからないので許してほしい

初見のインパクトが強烈だったので、ほんとは「間違いなくすばらしいからなんの前知識も入れずに見に来てね」と言いたいところだが、それじゃ誰も来ないに決まっているので、ここではこのグループの魅力について、アイドルなど見たことないという人にも伝わるように書いてみようと思う。うまく書ける自信はないのだが……

基本情報は公式サイトで
http://www.brgh.tokyo/


楽曲

ベルハーはこれまでシングルをのぞいてフルアルバム3枚、ミニアルバム1枚と計4枚の音源を出しており、レパートリーは50曲を超える
様々な曲調が存在するが、AKB48ももクロ、でんぱ組、Perfumeなど、いわゆる世間一般でイメージされるようなキラキラした“アイドル曲”は皆無である
その多くはきわめてダークで、ときに激しくときに静謐に、聞くものの心を撃ち抜く
ジャンル的には、UKロックを基調に、サイケ、グランジ、ガレージ、エレクトロニカ、ハードロック、ジプシーブラス、など楽曲ごとに様々な要素が取り入れられている
だが(多分意識的に)避けてるジャンルも多い。例えばパンク、メタル、EDM、ダブステ、ヒップホップ、ネオアコなどだ
他のアイドルとのかぶりを避けることもあるんだろうけど、それ以上にディレクター田中紘治の嗜好・美意識に貫かれている。そこが魅力なのだ

Soundcloudに公開されている中で、特に好きな曲をいくつか紹介する

soundcloud.com
はじめて聞いた時、舌っ足らずで調子っぱずれだが、とろけるように甘くて魅力的な声に衝撃を受けた曲
冒頭のパートを歌っているメンバー(TIRA)はとっくにいないのだが、ボーカルの危うさは現メンバーにも踏襲されておりライブでの破壊力はすごいものがある
このボーカルが「歌がヘタ」として敬遠されることが多いのだが、それは本当にもったいないとしか言えない。ボーカルの魅力がメロディーをなぞる技術の巧拙だけで判断できないということは好きなアーティストにあてはめれば多くの人にご理解いただけるのではないだろうか
だいたい音源はまだまだぜんぜんきちんとしている。ライブではむしろこの2割増しくらいに酷くなるので期待してほしい
(これは「わざとヘタに歌っている」わけではない。彼女たちは懸命に歌っている)
曲調的にはジェファーソン・エアプレインやママス&パパスなんかを想起させるギターやオルガンが印象的だ。1stアルバムにはこの手の曲調が多く、今でもサイケロックを標榜しているのはこのあたりの印象が強いからであろう。


soundcloud.com
サイケと並んでベルハーの楽曲を形容するときにつかわれるジャンルがグランジだが、実はサイケに比べてグランジの要素がある曲はさほど多くない
その代表といえるのがこの曲だろう
ファズファズに歪んだ攻撃的なギターリフと手数の多いドラムにのせて、絶望の果てに見えるわずかな希望を歌うグランジのスピリッツを見事に表現した曲
別れの曲であるにもかかわらず、多くのライブでクライマックスに使われ、フロアはリフトとダイブでグチャグチャになる

soundcloud.com
実はオレがはじめて聞いたベルハーの曲がこれ
一聴してわかる人はわかると思うが、Blurの「Song2」である
オマージュというには少々厳しいパクリっぷりである。元が名曲なだけありライブでもものすごく盛り上がるため、ベルハーのファンじゃない客が多いフェスなどでは1曲めにつかみとして演奏することが多い
なお、パクリが多いと言われることもあるが、リフをまんま使うようなあからさまな引用はこれのほかはあと2曲くらいだ
もちろんそれ以外の曲も様々なバンド(主に英国)の影響は受けておりネタ元を探すのが楽しみのひとつではある

soundcloud.com
激しい曲が多いと思われているベルハーだが、実はそうでもない
この曲のようなエレクトロニカをベースにした聞かせる曲もかなり多い
ライブのセットリストでもぶち上げ曲の間にこういう曲をしれっと入れてくることが多く、この緩急の差が魅力のひとつだ
暗く静かめな曲だけをやる「ベルハー・イン・ザ・ダーク」という定期企画ライブもあるくらいだ


soundcloud.com
最新アルバムからの1曲。ハモンドビブラフォンの響きが印象的なガレージロック歌謡で個人的に3本指に入るくらい好きな曲
意図的にモノラル録音だったりする


soundcloud.com
ストリングスが気持ちいいEVERYTHING MUST GOあたりのMANIC STREET PREACHERSを感じる叙情UKロック。これも3本指に入るくらい好き(もう1曲は「タナトスとマスカレード」。「asthma」は別格)


パフォーマンス

楽曲のよさはもちろんだがベルハーの真骨頂はやはりライブだ
オレ自身アイドルにハマってない頃は「現場に来ないとわからないよ」と散々友人から言われてきて、それが本当に嫌で嫌で避けてきたんだけど、ベルハーのライブに通うようになって、たしかにそうだよな、そうとしか言いようがないよなと納得してしまった
ライブの様子はYouTubeなどで見れるが、やはり一度はライブハウスに行って熱気を生で感じてほしい。そこで判断してほしい
(とは言え自分もなかなか行ってみようとは思えなかったので気持ちはわかる。そこが本当に悩みどころだ)

ベルハーはバンドではないので演奏はしない。カラオケにあわせて歌い踊る一般のアイドルと同様の形式だ
だが一般のアイドルと異なるところも多い
まず、MCが少ない。長尺ライブでは多少入ることもあるが、30分程度のライブだと基本ノンストップだ。アイドルにはお約束の自己紹介や告知もめったにやらない
あとここが重要なのだが「おまえらもっと声出せ!」といった煽りMCや、前方の客に向かって手を振ったりウィンクしたりといったレス(ファンサ)も(一部の曲をのぞいて)ほとんどない
要は一般的なライブパフォーマンスでは重要な要素のひとつである「観客とのコミュニケーション」が極端に少ないのだ。

これはオレの印象なのだが、ベルハーのライブというのは演者と観客がコミュニケーションを取りながら熱狂していく一般の音楽ライブよりも、演者のパフォーマンスを観客が黙って鑑賞する演劇(歌劇)に近いのだと思う
はじめて見たときはオレのルーツでもある「東京グランギニョル」や「月蝕歌劇団」といった80年代アングラ演劇を連想したものだ
だが、演劇と違うところは観客も黙って鑑賞するだけではなく、熱狂的に感情を表現することが許されているところだ。これについては後述する

演劇的なベルハーのステージでは脚本の代わりに楽曲を使い、歌い踊ることで表現を行う
その表現は極端にエモーショナルだ
恋愛や乙女心といったアイドルソングに多い題材はほとんどない(あるにはある)。多くは抽象的な歌詞で別れや悲しみや焦りや救いを希求するものばかりだ
地上アイドルのような美しくかわいい歌唱もピッタリと揃ったダンススキルもないが、彼女たちは楽曲の世界に入り込み、髪を振り乱しながら己の限界まで怒り、挑発し、号泣し、歌い踊る
実際ライブ後半には体力的にもガタガタで満足に立てないメンバーもいる。それほどまでに心身ともに激しいライブなのだ
しかも彼女たちはそのライブをほぼ毎週末、年に100回以上は優にこなしているのだ


20160828 BELLRING少女ハート low tide(後半の取り憑かれたようなダンスに注目)


強権的な演出家(田中ディレクター)がすべて(メンバーだけではなく楽曲、振付、舞台装置なども)をコントロールし、メンバーは与えられた役を忠実に演じるが、その演出からはみ出て飛び出してくる役者自身の個性も魅力となって観客の心を揺さぶるところも演劇とよく似ている

50曲を超えるレパートリーを持つベルハーは、演目であるセットリストも毎回異なる。短いステージではわかりやすく盛り上がる曲を連発することも多いが、それでも必ずどこかに暗く重苦しい楽曲、静謐で清らかな楽曲を入れて緩急をつけてくる。セットリスト=脚本なのだ。観客は毎回セットリストの妙でエモーションを揺さぶられ続けるのだ

あと、これは触れなくてはならないのだが、よく言われる「ベルハーは歌がヘタ」はまごうことなく事実である
少し擁護させてもらうと、自分で歌ってみるとわかるがベルハーの曲メロはものすごく難しい。あれを完璧に歌いこなすにはかなりのスキルと音域が必要となってくるのは間違いない
そしてオレはこう理解している。「ベルハーのパフォーマンスはメロディーを正確になぞることではなく、感情を観客に伝えることに極端に重きを置いている」のだと
詭弁に思えるかもしれない。いや、実際そうなのだが、「隙のないおじょうずな歌よりも、危なっかしい下手くそな歌のほうがダイレクトに感情が伝わってくる」というのは事実であり、田中Dのうまい(酷い)のは、メンバーに絶対に出せない音域のパートを割り当てたうえで「裏声禁止」と言い渡すなど、どうやっても歌いこなせない状況を作り、意識的に利用しているところだ。

youtu.be


最後にフロア(観客席)について書く
ベルハーのライブはヲタ(ファンのことをアイドル界ではこう呼称する)が暴れまわって怖い、厄介だとよく言われる
実際ベルハー現場は他のアイドル現場で禁止されているモッシュ、ダイブ、リフト、サーフ、などあらゆる迷惑行為が放置されている(推奨されているわけではない)。ラウド系バンドのフロアを想像してもらえればいいと思う
ヲタたちは感情をぶつけてくるメンバーのパフォーマンスに呼応し熱狂し暴れまわりメンバーの名前を力の限り叫び時には感極まって泣き崩れる


youtu.be(臨場感溢れるファンカム)

だがそれだけではない。ベルハーのフロアのいいところは本質的に自由なところだ。コールやMIX、フリコピといったお約束を半ば強要されることも多いアイドル現場だが、ベルハーのフロアではそんなことはほとんどない。各々が好きなスタイルで鑑賞している
もちろんみんなと声をあわせてコールを入れるのも楽しいが。微動だにせず棒立ちで凝視している人も多い
あと特筆すべきは撮影も基本的に自由なところだ。YouTubeで検索するとヲタが撮ったライブ映像が溢れるほどひっかかってくる

個人的なことを書くと、オレ自身いままでライブでは声など出さず、ひたすら後ろの方で腕を組んで見ているタイプだった。みんなで合唱したり、ましてや肩を組んで涙したりなんて死んでもやらないと思っていた


だが、今は毎回ベルハー最大のアンセムである「asthma」で泣きながら肩を組んでぐるぐるまわっているのである
このなんだかよくわからない多幸感、一度体験してほしい

(オレも見切れまくってる)


アイドルとして

ここまでアイドルとしては特殊な部類に入るベルハーの魅力について書いてきたが、ベルハーはアイドルとしてもめちゃめちゃ魅力的なのである
地下アイドルのライブは終了後に特典会と呼ばれるメンバーと握手や写真(チェキ)を撮れるふれあいイベントがあるのだが、ベルハーもほぼ毎回行っている
さきほどベルハーのライブは観客とのコミュニケーションを拒否する一方向性的なものと書いたが、双方向的な要素はこの接触イベントに集約されている
これに関してもそうだが、田中Dのうまいところは、単にアイドル的要素のアンチテーゼにとどまるのではなく、アイドルフォーマットを極力利用しながら自らの表現したいことを一切妥協せずに提示しているところだ

ベルハーの場合、ほとんどがお気に入りのメンバー1人とチェキを撮れる「個別チェキ会」という形態になっている
具体的にはライブ終了後にメンバーごとにチェキ列と呼ばれる列が形成される。最後尾の人がメンバーの名前と写真が書かれた札を持っているのでそこに並び、順番が来たらスタッフ(田中Dが多い)にそのメンバーと好きなポーズでチェキを撮ってもらい、あとは時間(1分程度)が来るまでお話をするという仕組みだ。いっしょに撮るのが恥ずかしい場合はメンバーだけを撮ってもらう(ピンチェキと言う)こともできる
なにを話せばいいのかわからないと思うかもしれないが、「はじめて来ました」とでも言っておけばあとはメンバーがリードしてくれる
ステージでの神々しさがウソのように普通にかわいい女の子に戻ったメンバーの魅力にきっとやられてしまうことだろう

チェキは1枚500円、そこにサイン(落書き)をしてもらうと1000円だ
もちろん好きな子と撮ればいいのだが、アイドルは推しを作ると格段に楽しくなる。(特に推しを決めずグループ全体を応援するスタンスは「ハコ推し」と呼ばれる)
ヲタの総数もさほど多くはないので、2,3回も通えばすぐに名前を覚えてもらえるだろう。ここからが沼である……。

ちなみにオレの推しは「仮眠玲菜」と「甘楽」
同一グループで推しを2人作るというのはタブーとまではいかないが、あまり歓迎されることではないのだが好きになってしまったものはしょうがない。しょうがないんだよ!!

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鼻の下を伸ばす筆者

なお、各メンバーについての紹介はあえて省く。推しは自分で見つけてほしい


その他

他にも書きたいことはたくさんあるが、最後に衣装とアー写について触れておこう

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ベルハーの衣装は基本的にこの黒いセーラー服にカラスの羽根を付けたこれしかない
カラフルでフリフリな衣装がほとんどのアイドル界においてこの姿は異彩を放ちまくっている
メンバーたちはかわいい衣装を着たいといつも言っているが、この衣装こそダークなベルハーの世界観を端的にあらわしている象徴なのだ

あと、この写真もそうだが、ベルハーのアー写(宣材用アーティスト写真)はことごとく変顔をさせられている。もちろん意地の悪い田中Dが意図的にやらせているのだが、実際のメンバーは本当に美少女揃いである。まあ惚れた贔屓目も多分に入っているが、、これも現場で確かめてほしい


最後に

ながながと書いてきたが、この文章はあくまでオレ個人の感じ方を元に書かれている
オレはまだ通いはじめて1年たらずの新規なので、昔から見ている方から見ると見当違いのことも書いてあるかもしれない
アングラ演劇とかないわーと思う人ももちろんいるだろう
ごめんね



ぜひ一度行ってみてください

冒頭にも書いたが最強の現体制でのライブは年内で終了である
お願いだから一度だけ、一度だけ足を運んでほしい

今後のライブをまとめてあるので参考にしてほしい

docs.google.com

ただし、ベルハーのライブは告知が極端に遅い
極端な場合前日告知なんてこともある
恐らくこのリスト以外もこれから告知されていくことだろう


なお、詳細はまだ不明だが12月22日(木)には赤坂BLITZでワンマンライブが決定した
大箱でこの5人を見れる恐らく最後の機会になるだろう
なんとしてもメンバー5人に満員のフロアを見せてあげたい
平日だが、これを読んでなにか感じた人はぜひ、ぜひ、足を運んでみてほしい
絶対に後悔はさせないから、とは言えないが、



あと、はじめてライブに行くのが不安だという人はTO(トップヲタ)のみうらさんによるこの解説記事を読んでみてほしい

miurassan.blogspot.jp




音源

まずは音源から聞いてみたいという人はベストアルバムをおすすめする

BEST BRGH

BEST BRGH


また、OTOTOYでは絶盤になった1st、2ndを含めほぼ全音源をハイレゾデータとして購入できる

ototoy.jp

Soundcloudeではベストと1stを無料公開している

soundcloud.com

DVDも出るよ!!

youtu.be

youtu.be



オレは年内は恐らく全現場にいるつもり。せっかく顔も晒したんだからよかったら声かけてね
では現場で!

10月23日 アイドル甲子園 赤坂BLITZ

例によって午前中から大量のアイドルが出演するイベントなんだが本日もベルハーさんはトリなので20時出勤
ほんとは2,3組見たいアイドルもいたんだけど怠惰が勝ってしまいました

BELLRING少女ハート(89回目)
前のBLAZEのときもそうなんだけど客入りはかなり厳しく(もしくはベルハー時には帰っちゃった)、いつもよりは広いBLITZフロアはすっかすか。周囲はほぼ見たことのあるヲタばかりという状況
うれしい「WIDE MIND」スタート。ピストル持ってなかったけど。もちろん衣装もいつも通り
そこから「edge」「ホーネット」と畳み掛け
おっさんが上がるの見苦しいとはわかっているんだけど、この2曲だけはどうしても体が動いてしまうすいません
それ以降も定番曲ばかりだったんだけど、みずほが大好きだというこの会場でみんな楽しそうにやりきっててよかった
あとは、覚えてないや、、あ、チェキ会が高速回転すぎて(オレにしては)すげえループしちゃった


WIDE MIND
the Edge of Goodbye
ホーネット'98
アイスクリーム
rainy dance
サーカス&恋愛相談
asthma
c.a.n.d.y.




甘楽が上げてるセトリの画像ブログに使っていいのかずっと迷ってたんだけどやっぱりやめます

10月22日 虹コンなりのハロウィンナイト WWWX

■Maison Book Girl
ブクガは曲もメンバーのルックスもすごく好みだけど、いつも同じようなライブに見えてしまい最近あまりちゃんと見てなかったんだけど、今回久しぶりにきちんと見てみたら頭2曲(新曲?)が聞いたことない曲だったのもあるけど、やっぱりいいなあと思った
ベルハーとはまた別のベクトルで曲、衣装、ダンスなど強固な美意識で世界観構築してるグループなのでやっぱり好き。もっと上の方でやればいいのに、と無責任に思う

BELLRING少女ハート(88回目)
久しぶりに出番は前の方。ここしばらくなかったものすごい圧縮、PASSCODE直後にやった@JAM以来かな。虹コンヲタの人が最前に構えていて少し不穏な雰囲気
こういうとき田中さんは1曲めに「c.a.n.d.y.」ぶっこんでフロアグチャグチャにするんだよな、と思ってたらやっぱりそうだった
ていうか衣装!!!ハロウィン仕様の仮装でメンバーがでてきて場内どよめいた
みずほはパンプキン、あーやんはお化け巫女、れーれ白メイド、甘楽黒メイド、そしてカイちゃんは応援団の長ランww
基本的にベルハーのライブは黒セーラーにカラスの羽根のあの衣装しか着ない。あの衣装こそベルハーだという強固な意志がある
だが、今年になってメンバーカラーのポンポンを持ったり、夏の魔物ではビーチボールや浮き輪などもったりして、少し緩和されている感じはあった
けど、ここまでまったく関係のない衣装でやるのは本当にレアケース。メンバーもものすごく楽しそうでよかった。本当に貴重なものを見れた
ライブは「サーカス」、「edge」、「GIGABITE」とお祭りセトリで通すのかなと思ったら「タナトス」で落とす、定番だが最高の展開
タナトス」の時のメンバーの表情が本当に好きだ。とくにみずほとあーやんが圧倒的で吸い込まれてしまう。怖いくらいだ
最後はハロウィンらしく「Revelry」でシメ
時間も短くちょっと不完全燃焼ではあったけどあの衣装と「タナトス」聞けたから大満足。


■BiS、虹コン、Stereo Tokyoはロビーで過ごす
本当はこういうのすごく失礼だと思うんだけど、今はやっぱりそんな気分になれないや。ごめん