rickdom

東京とチェンマイを行ったり来たり

カードカウンティング

ブラックジャック(BJ)歴はそこそこ長い

ご存知の方もいるだろうが、BJにはベーシックストラテジーという絶対的な正解がある
たとえばディーラーが6で自分が13の時はスタンド、ディーラー7で自分が13の時はヒットといったすべてのパターンにおける最適解だ
これを忠実に守ることによって、カジノゲームでは屈指の高い控除率を勝ち取ることができる
だが、まだ足りない。ベーシックストラテジーを守るだけではまだハウス(カジノ)側がプラスなのだ
フラットベット(常に同額を賭ける)を続ければ確実に削られていく
そこで出てくるのがカードカウンティングだ

BJはルーレットやバカラと行った完全独立試行(毎回勝率は全く同じ)ではなく、シャッフルするまではカードが減っていくにつれて勝率も変化する非独立試行のゲームのため、場に出たカードを記憶することによって今有利な状態なのか不利な状態なのかがわかるのだ
なので、有利な状態の時にベットアップ(賭け金を上げる)することで控除率の不利を克服することができる

と、まあ言うのは簡単だが実行するのはとてもむずかしい
レインマンのように出たカードを完全に覚えられればいいが、そんなことは実際無理なので精度は下がるが簡易的にポイントの増減を使ってやることになる(いろんなメソッドが発表されている)
そして、さらに難しいのはたとえ実行できたとしても、カジノ側はカウンティングを死ぬほど警戒(=実際に効果があることの証左)しているので、適宜「カウントなんかしてませんよ」とカムフラージュを入れる必要があるのだ

実際数年前に一度付け焼き刃で試したら、一発でバレて「お客様にはBJ以外のゲームがむいてると思います、サー」と追い出された

それが結構尾を引いてしばらくカウンティングは諦めベットコントロールでなんとかがんばっていたのだが、やっぱり勝つことはあるけどトータルでは負ける

で、今回日本語のいい参考書を見つけたのでそれでもう一度勉強し直して、今回実行に移したわけだ

だがやっぱりスマホアプリでは完全にできていていても実際のカジノでは集中力を持続するのが大変に難しい
最初の1週間は安いレート(10~15)で勝敗は度外視(いや、あわよくば勝ちたかったけど)してとにかくカウントの練習をした

で、ようやくきのうから25ドルテーブルで本格的に開始

もちろん思うようにはいかない
有利な時に50~100賭けても負けることはあるし、不利な時に連勝することもある
でも慣らせば大数の法則が必ず味方をしてくれる(はず)
実際2日連続勝利。もちろん負けることも必ずあるだろうが、わりとつかめた気がする

完全勝利できれば理想だがそこまで楽観はしていない
まあ以前よりも分のいい勝負は確実にできるようになってると思う
さて、明日もがんばるぞ


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これすごくわかりやすい