rickdom

東京とチェンマイを行ったり来たり

10月1日 夏の魔物

2013年に続き2回めの参加
前回は飛行機だったけど今回はベルハーオタ達でマイクロバスチャーターして行ったので往復1万円切ったよ!

■ジョニー大蔵大臣
会場入りした瞬間に聞こえる「芸人の墓」は沁みた

■PassCode
リングステージなので客がバラけて結構前の方で見えた。何度も見てるけど圧縮リフト怖くていつも後ろから見てたから近くで見るのは新鮮だ。ちゆなのデスボの時最前詰めてケチャれたのがうれしかった

人間椅子
和嶋さんもMCで言ってたけど真っ昼間野外の人間椅子て似合わないにもほどがある。でもいつもどおりのずっしり重圧ライブですばらしかった

■DOTAMA
最近のヒップホップではいちばん好きなDOTAMA。高音MCもトラックも大好きだな

■Creepy Nuts
噂には聞いてたR-指定さんの観客からお題(7つくらいあったかな)をもらってのフリースタイルすごかった。きちんと韻踏んでストーリーまで作ってる。頭の回転早すぎる

清竜人25
久しぶりに見たら竜人君が髭剃ってすっきりしてた!! しかしいつみても咲乃(第1夫人)さんは美しすぎる。ルックスだけならりななんの次に好き

早見優
夏色のナンシー」が聞こえてきたのでダッシュで向かう。勢い余ってCD買ってサインまでしてもらっちゃった。そこまでファンでもなかったんだけど

大槻ケンヂROLLY
ROLLYはいつもの「恋のマジックポーション」、オーケン夏の魔物コーラス隊(ギターはベッド・インのちゃんまい)を加えた「マリオネット」、「人として軸がぶれている」、「林檎もぎれビーム!」の絶望少女隊三連発に痺れた

向井秀徳
弾き語り。すごいんだけどやっぱりバンドがいいな

田島貴男
すごいんだけどオレには渋すぎる

■クリトリック・リス
二回目。パンイチハゲのおっさんがニューオーダーごっこしてるだけなのに悔しいけど感動してしまうな。最後の花火は反則すぎる

■My Hair is Bad
今回唯一はじめて見たバンド。音はどうってことないけどボーカルがやたら熱く「ほんものの男になりたい」みたいなことをダラダラしゃべってるのがおもしろかった

ゆるめるモ!
ダブルメインイベント。「idアイドル」でスタート、4人体制でよりソリッドさを増したステージはかっこいい。なぴちゃんがひとりでアイドルらしいとこ担っちゃってる感はあるなあ
彼女たちの責任ではないが特に「Only You」の出音が小さかったのがちょっと不満だった

BELLRING少女ハート


2015夏の魔物 BELLRING少女ハート「asthma」歌詞付き

去年の夏の魔物では、ファンが発煙筒を焚いてマッドマックス的狂騒状態になった映像で局地的にものすごく話題になったベルハー
この映像を見て「ベルハーやばい」と思いはまっていったやつはオレを含め数知れない
だが、消防法的に完全にアウトなためテレビで放映できなかったり、結果的にステージよりもファンの方が目立ってしまったりと、メンバーや運営的にはあまりポジティブには捉えられていないという側面もあった
というわけでオレたちファンはもちろん「今年はなにをやらかすんだ」と遠巻きに眺める人も多数で出番前は会場が異様な雰囲気に包まれていた

1曲め、浮き輪、ゴーグル、水鉄砲、ビーチボールなど夏グッズを身に着けたメンバーがアッパーな「c.a.n.d.y.」にのって飛び出してくる。メンバーとファンが両手を突き出して最前に押し寄せるムーブで始まるこの曲はやはりフェスの掴みとして完璧だ。メンバーに気負いはないように見える。1年間鍛えに鍛えたステージをそのまんまやる、それでいいんだ
「サーカス&恋愛相談」、「the edge of goodbye」と早めに定番曲で畳み掛けたあと、去年の魔物のときはまだ発表されてなかった3rdアルバムから「憂欝のグロリア」、そして1stからの「Bedhead」と少し意外な曲を2曲続ける
この2曲はクールでダークな面が目立つベルハー曲の中で、珍しく客も大声で叫ぶシンガロング曲だという特徴がある。野外フェスにこの2曲をもってきたのはさすがだなと思った
満天の星の下というセッティングもありファンの一体感は最高潮。恐らくファン以外にも熱はじゅうぶん伝わったことだろう。
そして満を持して「asthma」である。去年はあまりの騒ぎに興奮してしまいベストのパフォーマンスができなかったメンバーもいたが、この一年で100回近くステージでやってきたであろうこの曲。「去年の落とし前」どころか遥かに成長した強度をもったパフォーマンスを見せてくれた。
ファンも旗や幟を振り回す以外はとくに変わったこともせず。心から楽しんだことと思う
これで終わってもよかったんだが最後にいちばんの暴動曲「Rainy Dance」をぶっこむ過剰っぷり、完全に持ち時間オーバーしてると思うがもうほんとに文句のつけようがないすばらしいステージだった


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