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rickdom

東京とチェンマイを行ったり来たり

4/30 BELLRING少女ハート ワンマン『B』 TDCホール

2016年ワンマンライブ3部作、1月のZEPPに続いての2本目
はっきり言ってZEPPも埋められなかったのにさらにキャパの多いTDC、明らかに無謀である
にも関わらずセットと特効とPAに800万ぶち込んだらしい
完全に気が狂っている
だいじょうぶか?だいじょうぶじゃないよなあ、、、と思いながらも1月に行けなかったので本当にワクワクして会場へ

予想通りお世辞にも満員とは言えない状況ではあったが、それでもまあかっこつくくらいは入っててひと安心
それよりステージを見てびっくり
ベルリンの壁を模した2段組のステージ、センターには巨大な丸いスクリーン。おそらくここに裏打ちで映像が投影されるのだろう。明らかにこの規模のハコには不釣り合いなスタジアムクラスと言ってもいいくらい金がかかったセットだ。3年前に行ったエビ中もシンプルなもんだったぞ

ライブは定番の「ヴァント」でスタート。うはっ!音がいい!ほんとPAに金かけてる
照明も気合入りまくり。もちろんメンバーもすごい顔である

さあ、2曲めなにが来るか?と思ったらまさかの「ドライブミュージック」
あやのさんの表情がやばい
その後も「ダーリン」、「アイスクリーム」、「プリティシャロウ」、「クロノス」、「男の子女の子」とダークで盛り上がらない曲連打
いやあ、これはすごい。もう完全にこれトータルで作ろうとしてる。汗かく気まんまんで最前近くに陣取ったんだけど、棒立ちでひたすらダークな世界に没入する
ようやく「GigaBite」で体を動かせる曲になり「チョッパー」で特効の花火が派手にパーン!!!
「Victim」では豪華なレーザーに魅せられ、続けて「Karma」ではPAの凄さにやられ
14曲め、これまでたぶん1回しかやってない「BEYOND」ラストの「ぼくらは生きている」でようやくちょっとだけ休憩
といってもMCがあるわけでもなくおのおの勝手に水を飲んだり寝転がったりちゃぶ台ひっくり返したり
5分くらいですぐに「World World World」で再開
「c.a.n.d.y.」でたまらずセンターのモッシュピットに突入
「ホーネット」ではリフトでれーれにアピらせていただきました
大好きな「Starlight Sorrow」で涙し、問題の「Room24-7」も無事終わり、「無罪:Honeymoon」、「low tide」、「鉄の街」の「13Weeks」三連打で興奮MAX。やっぱりあのアルバム(シングル)が一番好きだ
「グロリア」では声が枯れると思うくらい歌い叫び、そしてオレがいちばん好きな「タナトスとマスカレード」だ。
この曲はベルハーの中でも一番アングラ臭が強いATG映画の主題歌でもはまりそうな暗い曲なんだけど、そこで本日唯一の炎吹き上げですよ。オレ的にここがクライマックスだった。


あとは定番の「サーカス」、「edge」、「asthma」コンボで大団円。降り注ぐ大量の黒い羽の中で泣き叫びながらグルグル回った。もう最高という言葉しかなかったな

その後は完全に虚脱状態で、アンコールは後方で見ようと思ったんだけど「rainy dance」のイントロかかってメンバーが壁を文字通りぶち破って出てきたらしょうがない。
老体に鞭打って再度モッシュピット突入。「UNDO」、「BEYOND」っていうのも憎い嬉しい選曲
最後に「Bedhead」をみんなと肩組んで合唱して終了

実に38曲、2時間40分ほど
ほぼ休みなしでキッツイダンスと歌をやり続けたベルハーの5人。ほんとバケモノかよ
体力面ではももクロをすでに凌駕していると思う

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ほんとうにほんとうに最高だった

で、今回の大きなステージみて思ったこと
小箱でも感じたことはあるけど、最高のPAと特効特盛りで見ると、ベルハーってフォーマットとしては音楽コンサートじゃなくて演劇やサーカスといった見世物なんだなと。東京グランギニョール維新派やシルクドソレイユみたいな、役者の声かき消すくらいの音響の。だから煽りもMCもないのも必然なんだよな

音楽劇をやるのにアイドルフォーマット利用してる田中さんと、アイドルやりたいメンバー、その不和が奇跡的に表現としていい形になっている

田中さんのストリップショーと言ってる人がいたけど、演劇と思えばそれは普通の形であり、演者はあくまで演出家の道具。そして、いい演劇は演出家の演出をはみ出して役者が動き出すのも同じだ

おれはベルハーちゃんのファンだが、同時に演出家田中紘冶のファンなんだなあとこの日確信したよ

そのへんについてはまた後で書く