rickdom

東京とチェンマイを行ったり来たり

代々木スタダ祭り

代々木体育館で行われた「Girls Factory '14 DAY2」行ってきた
主に女性メンバーで構成される6ユニット(バンド)が出演するオムニバスライブだが、実質「ももいろクローバーZ」(および同事務所スターダストに所属する「私立恵比寿中学」、「チームしゃちほこ」)目当ての客が9割を占める「スタダ祭り」とでも言えるものであった

オレはかつてももクロが好きでライブも通っていたのだが、2012年半ばくらいから行かなくなってしまった。理由はチケットが取りづらくなったのと、なにより自分にとって曲がつまらなくなってきたからだ
代わりというわけではないが、そのころから友だちに誘われエビ中に行くようになった。最初はそこまで熱心ではなかったのだが、2013年夏の河口湖ライブあたりから本腰を入れ始め、それ以降は行けるライブはほぼ通っている。推しは松野莉奈

というわけで新旧ハマったアイドルグループの共演(+未見のしゃちほこ)ということでそれなりに期待して向かったわけだ

はじめてみたしゃちほこは一言すばらしかった。とにかくアゲる曲しかやらない。ひたすら縦ノリトランスでとにかく動く動く。これは楽しい。とにかく叫びたい若いファンに人気あるのもわかる。なんつーか今の子にとってのハイスタみたいなもんだと思う

で、エビ中はなんとバンドセット
あとで知ったのだが、最近ももクロはバンドセットでやっているらしく、今回はそのももクロバンドとの共演ということだそうだ。基本打ち込みばかりのエビ中曲に果たしてフィットするのか不安だったけど、それは杞憂だった。しょっぱなのヒャダイン曲「ザ・ティッシュ」にはびっくりしたが、「仮契約のシンデレラ」、そしてもともとバンドサウンドな「大人は判ってくれない」、デジロックの「バタフライ・エフェクト」とばっちりはまっていた
バンドというから「中人ダンスミュージック」や「がんばってる途中」みたいなディスコものでくるのかなと思ってたんだけど、直球ロック系の選曲で正解だったのかもしれない。
気になったのは声援の小ささ、ももクロファンが多いのはしょうがないが、しゃちより明らかにコールは少なかった。ファンとしてはちょっと寂しかった。

さて、ももクロ、最後に見たのは2012年11月の武道館なので、2年弱ブランクが空いている。ヒャダインのOvertureが流れる。「あ~~~!よっしゃ!ももクロ~~!!」さすがにMIXは覚えてるな。「3・2・1・GO!! うりゃおい!」と嫌がおうも高まってくる。「Are You Ready Here Comes the Show」
そしてももクロ登場、曲は??
一瞬わからなかったが好きな曲5本の指に入るピンキージョーンズだ!「ウリャオイ!ウリャオイ!あーーー!チャパチャパ」、、、、あれ? なんかちがう、ノレない、、ダメだ、、
うーん、この曲はNARASAKIのめまぐるしく動き回る変態打ち込みアレンジが聞き所の曲なのでバンドサウンドがまったくあわない。さすがに布袋曲ははまったものの、「ココナッツ」や「ワニとシャンプー」なんかもどうもダメ。なんでだろ、好きな曲だけに元のアレンジに親しみありすぎてどうもなれない。エビ中はだいじょうぶだったのにな、、
さすがに「怪盗少女」、「チャイマックス」は思い入れだけで乗り切れたけど、やっぱりバンドアレンジは大失敗だと思う。これ今だけの特別な試みなのかな?だったらいいんだけど、、、
というわけでまあアレンジの違和感をのぞけば懐かしく聞けたんだけど、やっぱりもうライブ行こうとは思わないかな。きらいではないけどやはり心が離れちゃったみたい
逆にしゃちほこは行きたくなった。来週の武道館、都合があえば行ったんだけどな、、





(スタダ勢以外のアーティスト「ねごと」、「赤い公園」、「アーバンギャルド」については今回省略。どれもよかったです)